2015年05月07日

『チャッピー』お薦め映画

★★★★★ 2015年製作 米・メキシコ (120 min)
【監督】ニール・ブロムカンプ(第9地区、エリジウム)
【出演者】
シャールト・コプリー(第9地区、マレフィセント、特攻野郎 Aチーム THE MOVIE、エリジウム)
デーヴ・パテル(スラムドッグ$ミリオネア、エアベンダー、マリーゴールド・ホテルで会いましょう)
ニンジャ
ヨーランディ・ヴィッサー、ホセ・パブロ・カンティージョ、ヒュー・ジャックマン、シガニー・ウィーバー
【あらすじ】2016年、犯罪多発地区の南アフリカ・ヨハネスブルグ。 兵器企業テトラバール社の開発者である青年ディオンは、自分自身で“感じ、考え、成長する”AI(人工知能)を、上司に無断でロボットに搭載する。 ところが、ディオンとそのロボット“チャッピー”は、ストリート・ギャングに誘拐され、まっさらな状態のチャッピーは、ギャングの“子ども”として育てられる。 やがて、チャッピーは“人類の敵”として狙われることに…。 SFアクション。

『チャッピー』象のロケット
『チャッピー』作品を観た感想TB

画像(C)2014 CTMG, Inc. All rights reserved.

chappie4.jpg 【解説と感想】仕事が出来る人ほど、不可能に挑戦してみたくなるものらしい。腕試ししたくても、ニセ札作りや盗聴やハッキングは犯罪だ。臓器移植やクローン技術や美容整形は、病気や怪我で苦しむ人を助けられるが、倫理的な観点から異議を唱える人もいる。ではAI(人工知能)はというと、現在は “考える”家電や作業用ロボット、データ分析ツールとして活躍中。更に進化し“自由意思”を持ってしまったAIは、人類の敵か、味方か? という問題を投げかけるのが本作「チャッピー」である。

chappie2.jpg 犯罪多発地域の南アフリカ・ヨハネスブルグでは、治安維持に兵器ロボットが大活躍している。ロボットを開発した青年ディオン(デーヴ・パテル)は兵器会社テトラバール社のエース的存在で、同僚の科学者ヴィンセント(ヒュー・ジャックマン)から妬まれている。ある日、更なる開発実験の誘惑に駆られたディオンは、上司(シガニー・ウィーヴァー)に無断で、スクラップ寸前のロボットにAI(人工知能)を搭載させてしまう。

chappie1.jpg 人工知能は自分で“感じ、考え、成長する”が、最初は初期化したパソコンと同じで、まっさらな赤ちゃん状態。チャッピーの“創造主”である開発者ディオンは、人間の良心を叩きこみ、じっくり「良い子」に育てる予定だったが、チャッピーはストリート・ギャングに誘拐されてしまう。“ママ”である“ヨーランディ”からは優しさや愛を、“パパ”である“ニンジャ”からは荒っぽいギャングの言葉や盗みを教えられ、少々「悪い子」に育ってしまった。(パパ・ママを演じているのは南アフリカのラップグループ「ダイ・アントワード」のメンバーで、それぞれのアーティスト名が役名になっている。)

まず面白いのは、チャッピーの成長過程である。「第9地区」でお馴染みの俳優シャールト・コプリーが、モーションキャプチャー技術を駆使して演じているチャッピーの動きと声がユニークで微笑ましい。ロボットなので見た目の大きさは同じなのに、赤ちゃんから少年、逞しい青年へと成長していく様子がよくわかる。赤ちゃんチャッピーはムチャクチャ可愛いくて、私もペットとして一匹欲しくなった。金儲けに利用するつもりだったパパとママが、次第にチャッピーに情が移っていくのも無理はない。

次に、時代設定が来年の2016年であることが、AIロボットの是非について考えさせてくれる。人間よりずっと丈夫でずっと学習能力の高いロボットが、人間の指示で動いている間は「味方」だが、感情まで持ってしまったら、天使にも悪魔にもなり得る。人間よりも能力があって人間が制御出来ないものは「敵」と見なされるのがSF映画のお約束。しかし現実社会では、人間の経験や判断を差し置いて、今やAIが膨大な蓄積データから割り出した未来予測が、各分野で活用されつつある。人類がAIに凌駕される日が、本当にやって来そうなのだ。クローンを作れても作らないという医療倫理と同じく、そろそろ人間とロボットの役割区分や線引きをはっきりさせるべき時が来ているのかもしれない。

chappie3.jpg 終盤の光景は、かなり衝撃的だ。ワクワクもするし、怖い気もする。ひょっとしたら、もうこんなロボットが世界のどこかにいるのではないかと思えてくる。「第9地区」と同じく、次回作を期待させる思わせぶりな終わり方だった。人間が作って育てたAIロボット・チャッピーが人間を変え、更にはロボット自体を変えていく、恐るべき近々未来SFアクション。お薦め作品だ。
(象のロケット 映画・ビデオ部 並木)


 
posted by 象のロケット at 18:28| Comment(0) | TrackBack(10) | 超お薦め映画作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月05日

MDプリンタ ユーザーサポート期間に関する重要なお知らせ

2017年1月23日更新:初回修理受付期間を2017年6月までに延長致しました。
2016年9月1日更新:初回修理受付期間を2016年12月までに延長致しました。
2016年1月14日更新:初回修理受付期間を2016年6月までに延長致しました。

いつもお世話になっております。象のロケット、技術センターの長谷(はせ)です。
国内外を問わず、アルプス電気製MDプリンタユーザーの皆様から、『これからもずっとMDプリンタを使っていきたい。』、『サポートサービスをこれからも続けてほしい。』と、毎日のようにメッセージを頂きます。

必要とされる方の元へきれいに印刷できるプリンタと付属品を適正価格で流通させるべく協力会社との打ち合わせなど日々四苦八苦しておりますが、皆様からの喜びの声を励みにがんばっております。
メーカーが生産終了した商品をサポートしていくというのは予想以上に困難も多く、このプリンタを愛好されている方々のご協力が弊社のこの活動の唯一の支えと言っても過言ではありません。
2009年6月にMDプリンタのサポートを開始し、多くの皆様に支えていただきました。本当にありがとうございました。
これからも、皆様から喜んでいただけるような新商品の開発を含めてサポートサービスを誠心誠意継続いたします。 ご指導ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

尚、MDプリンタの修理メンテナンスおよび販売期間につきましては、下記の通りとさせていただきます。修理メンテナンスを継続サポートするプリンタを限定させていただいておりますことを、何卒ご了承ください。

【MDプリンタ修理メンテナンスサービス提供期間について】
[修理メンテナンスサービス提供期間]
2030年12月まで修理メンテナンスを行います。
尚、2030年時点での皆様からのご依頼状況によりましてはサービス提供期間の延長を検討致します。
[対象機種]
MD-1000、MD-1300、MD-1500、MD-5000、MD-5500
[対象プリンタの限定]
1.象のロケットから購入された修理メンテナンス済みMDプリンタ。
2.2017年6月までに象のロケットに修理メンテナンス依頼をされたMDプリンタ。
上記1または2に該当するプリンタに限定させていただきます。

【修理メンテナンス済みMDプリンタの販売期間について】
[販売期間]
2030年12月まで販売を行います。
尚、2030年時点での皆様からのご注文状況によりましては販売期間の延長を検討致します。
[対象機種]
MD-1000、MD-1300、MD-1500、MD-5000、MD-5500

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MD-5500/MD-5000/MD-1500/MD-1300/MD-1000修理サービス(ALPSプリンター オーバーホール)
メンテナンス済みMD-5000/MD-5500販売中!
メンテナンス済みMD-1500/MD-1300/MD-1000販売中!
お問い合わせ連絡先

(象のロケット 技術センター)
posted by 象のロケット at 16:27| Comment(0) | TrackBack(0) | MDプリンタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする