2019年05月23日

『空母いぶき』お薦め映画

★★★★★ 2019年製作 米 (134 min)
【監督】若松節朗(沈まぬ太陽、ホワイトアウト、柘榴坂の仇討、夜明けの街で)
【出演者】
西島秀俊(クリーピー 偽りの隣人、ラストシーン、ニンゲン合格、楳図かずお 恐怖劇場)
佐々木蔵之介(居眠り磐音、間宮兄弟、超高速!参勤交代、夫婦フーフー日記)
本田翼(新聞記者、アオハライド、今夜、ロマンス劇場で、少女)
小倉久寛、高嶋政宏、玉木宏、戸次重幸
【あらすじ】20XX年12月23日未明。 国籍不明の武装集団が初島に上陸したとの一報が入った。 日本の領土である初島奪還と拘束された海上保安官救出のため、海上自衛隊は戦後初の航空機搭載型護衛艦≪いぶき≫を旗艦とする第5護衛隊群を現場海域へ向かわせる。 その時いぶきには、訓練航海の取材目的で記者が2名乗艦していた…。 軍事エンターテインメント。
原作:かわぐちかいじ

『空母いぶき』象のロケット
『空母いぶき』作品を観た感想TB

画像Copyright:(C)かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/『空母いぶき』フィルムパートナーズ

ibuki1.jpg【解説と感想】 昭和20年(1945年)、アジアで快進撃を続けていた日本は第二次世界大戦で敗戦国となり、日本国憲法で戦争放棄を誓った。国民の平和と安全を守るための自衛隊が武器を所持しているが、あくまで防衛が目的で他国への侵攻は許されていない。ただし、日本国憲法自体が連合国から押し付けられたものだという意見も根強く、近年は憲法改正の機運が高まっている。しかし戦後教育を受けてきた者にとっては平和を願う憲法9条は理想的な条文であるし、憲法改正、戦争、核、派兵等にアレルギー反応を示す人も多い。大多数の日本人にとって戦争は過去のものとなったが、世界各地で紛争は絶えないし、テロによる無差別大量殺人も増加している。近隣国との戦後処理の軋轢や領土問題は平行線でなかなか解決せず、一触即発の戦争「前」状態なのではと懸念されている。だからこそ、現代人の意識と世界情勢を鑑みた判断が求められているが、いったい誰が正しい判断を下せるのだろうか?

前置きが長くなったが、本作「空母いぶき」は自衛隊の物語。原作はかわぐちかいじ作、恵谷治監修のコミックである。原作では日本vs中国の尖閣諸島を巡る領土問題が戦闘に発展する様子をはっきりと描いているが、映画では相手国は特定されない。近隣国をわざわざ映画で刺激することはないから、良識ある選択だったと思う。敵の戦闘員の風貌もコスモポリタン的でまさしく国籍不明なのに感心した(兵士役の方、ホントは何人?)。

ibuki2.jpg 主人公は元航空自衛隊のエースパイロットで海上自衛隊に転属した秋津竜太(西島秀俊)。 彼は新設された第5護衛隊群の「空母いぶき」の初代艦長となった。副艦長兼航海長は新波歳也(佐々木蔵之介)。第5護衛隊群は「空母いぶき」を旗艦とし、護衛艦「はつゆき」「しらゆき」、イージス艦「あしたか」「いそかぜ」、潜水艦「はやしお」、航空隊アルバトロス隊を従える飛行群隊で成っており、全体を統括する第5護衛隊群群司令は湧井継治(藤竜也)。

内閣総理大臣・垂水慶一郎(佐藤浩市)の元に、漁民を装った国籍不明の武装勢力が海上保安官たちを拘束し、初島に上陸し占領したとの一報が入った。敵の正体は3年前に建国された「東亜連邦」。アジア版イスラム国のような過激な非合法組織で、これまでも領海侵犯を繰り返している。初島の奪還と海上保安官救出のため第5護衛隊群が現場へ向かうこととなった。以降、えっこれが自衛隊? 第二次世界大戦中の物語じゃないの? と驚くような戦闘が続く…詳細は映画館でご確認を。

ibuki3.jpg 攻撃型空母のいぶき(総工費3000億円!)艦隊は、新設時からずっと憲法違反であると物議を醸している存在だった。中距離空対空ミサイルを搭載した垂直離着陸ステルス戦闘機F35JB(1機150億円!)を搭載し、敵ミサイルを迎撃する自艦防御用対空武器シーRAM、バルカン弾と追尾レーダーを組み合わせた近接防御火器システムのファランクス20ミリ等の兵器を完備し、潜水艦は魚雷を搭載。「戦力を保持しない」どころじゃないのである。しかし、新型兵器が次々と開発され核兵器を手放さない国家も存在する中、もし日本が他国に攻撃されたら、領土が占領されたら、民間人が拘束されたら、いったい誰がどうやって救えばよいのかという問題がある。そうならないための外交は大切だが、「話せば分かる」相手国ばかりではないのが実情。安全保障条約を結んでいるアメリカが、危険を顧みず必ず助けてくれるのだろうか? 必ず一緒に戦ってくれるのだろうか…???

自衛隊の「専守防衛」原則に縛られ、傑出した戦闘能力を思うままに発揮できない自衛隊員のジレンマも描かれている。国を守るためなら戦うべきだと主張する艦長・秋津と、正当防衛以外の攻撃を認めない副長・新波の議論は、私たち日本人の2分された意見に等しい。今の日本の状況を踏まえたタイムリー過ぎる軍事エンターテインメント。お薦め作品だ。

(象のロケット 映画・ビデオ部 並木)


 
 
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2019年05月20日

クリア(透明)極薄タイプ ZVCTC-MDA4:象のロケット粘着剤付き極薄塩ビフィルム

大好評のMDプリンタ用ビューカル(Viewcal)!
今回、多くの皆様よりご要望がありました、極薄タイプのクリア(透明)色ZVCTC-MDA4を製品化致しました。
従来のクリア(透明)色VC9700-MDA4と比較すると、塩ビフィルム厚で約40%薄く30ミクロン、塩ビフィルム+粘着剤層厚で約25%薄く60ミクロン弱となりました。
より薄く、より軽い透明フィルムです。
高い透明度で好評のVC9700-MDA4ですが、ZVCTC-MDA4は更に透明度を上げています。ZVCTC-MDA4に直接印刷し対象物に貼り付ける用途のみならず、各種MD用ビューカルに印刷後の保護カバーフィルムとしても使いやすくなっています。もちろんZVCTC-MDA4に印刷し、その上にZVCTC-MDA4でカバーすることで、従来よりも薄い保護カバーフィルム付きステッカーを作ることができます。

携帯カバーやスマホカバーをデコレーションしてみたい。ネイルアート/ネイルデザイン、ヘルメットや自転車・オートバイ・車へのマーキング、日本酒や洋酒のビンに貼るステッカーなど各種ステッカー、看板や掲示板作成、ガラスへの装飾や印刷、釣り具(釣り竿や浮きなど)やラジコン模型やドローンへのマーキング、などなど、MDプリンタの可能性を飛躍的に高める粘着剤付き塩ビ製マーキングフィルム(カッティングシート)です。

ZVCTC-MDA4(クリア(透明)極薄タイプ)
¥1,600/5枚(1枚あたり¥320)
¥7,200/30枚(1枚あたり¥240)
¥42,000/200枚(1枚あたり¥210)
¥190,000/1,000枚(1枚あたり¥190)

【購入方法】
MDプリンタ用ビューカルやインクカセットの購入につきましては、『各種インクカセット・付属品販売中!』ページの「ここからコピー」〜「ここまでコピー」をメールに貼り付けて送信してください。午後2時までにご注文メールをいただき、ご入金の方が確認できましたら、当日発送し、伝票番号をご返信いたします。 ご不明なことがありましたら、遠慮なくご連絡ください。
各種インクカセット・付属品販売中!
お問い合わせ連絡先

(象のロケット 技術センター)

 
 

posted by 象のロケット at 19:18| MDプリンタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする